フレンチブルドッグの人気は上がっています。その魅力や飼い方を解説します。フレンチブルドッグの決定版です!

フレンチブルドッグ 辞典|特徴と魅力

フレンチブルドッグを知りフレンチブルドッグを理解するためのサイトです。

 

 

フレンチブルドッグの人気が年々上昇しています。

  • 2017年・・・10位
  • 2018年・・・8位
  • 2019年・・・7位
  • 2020年・・・5位
  • 2021年・・・4位
  • 2022年・・・6位

 

・・・以上の様にフレンチブルドッグの人気は年々上昇しています。
間違いなくフレンチブルドッグをペットとして飼われる方は急増しています。

 

しかし、その一方で頭数は他の犬に比べると少ないと言われています。
なぜならば、フレンチブルドッグの特徴である頭部の大きさが自然分娩には難しいからです。
出産時、赤ちゃんはお母さんの産道を通って生まれてくるのが自然なのですが、その産道を大きな頭が通れないために帝王切開になる可能性が非常に高いうえに、生まれてくる頭数も少ないのです。
帝王切開を行うため一生涯に出産する回数も圧倒的に少なく、子犬の希少価値は更に高まってしまいます。
ですから、母犬がお産で受ける体の負担の大きさや繁殖の困難などから、フレンチブルドッグの純血種が市場に出回ることが少なく、希少な犬として価値や価格も高くなっています。

 

それでも、フレンチブルドッグの人気は終息を知りません。
愛好家でなくても一度フレンチブルドッグを飼われたオーナーが他犬種に移行する方は稀でフレンチブルドッグを飼い続けると言われています。
フレンチブルドッグは飼われたオーナーにしか判らない魅力を兼ね備えた犬種だと言われています。

 

 

フレンチブルドッグが日本にやってきたのは大正時代。
昭和初期には多く飼われたものの、バブル崩壊などによって人気が低迷。暑さに弱いフレンチブルドッグにとって、エアコンが一般化しておらず飼いにくかったのも原因のひとつかもしれません。
ところが、2000年代に入ってからは人気が復活し、今ではJKC(ジャパン・ケネルクラブ)の人気犬種ランキングでベスト10入りの常連になっています。

 

フレンチブルドッグの平均寿命は、10〜12歳前後。遺伝的疾患等の影響から、小型犬のなかでは比較的短命とされてきましたが、最近は獣医学の発展もあり15歳の寿命も当たり前になりつつあります。
大切なフレンチブルドッグと1日でも長く過ごすために、生活環境や食事に気を配り、いつまでも健康でいてもらえるようにするのも、飼い主としての役割です。

 

 

利口で気立て良く、陽気で活発、人懐こく甘えん坊、愛情深い犬種で、大きな立ち耳で愛嬌のある顔と小柄な体が特徴です。
フレンチブルドッグをパートナーにむかえるともう、犬はフレンチブルドッグ以外愛せない ほど、メロメロになっちゃいます。

 

しかし、その一方でデリケートな部分は多く、以外に手がかかる犬種であることは否めません。
(フレブルオーナーは知っておくべきことなので敢えて記載します。)

 

先ずは、暑さに弱く、寒さにも弱いので室内飼いが条件となります。
夏は27度以下にエアコン設定する必要があり、冬は20度以上に設定が必要です。

 

マズル(鼻の長さ)が短い犬種は、他犬種に比べると呼吸がし難くいため呼吸数が多く、暑い時や興奮時に行う体温を下げる際に舌を出して「ハーハー」する数は尋常ではない速さで、長い時間を要します。
これにより、体温を下げる能力も低く、熱中症になりやすい犬種です。

 

これは短頭種と呼ばれるブルドッグ、フレンチブルドッグ、ボストンテリア、ボクサー、シーズー、チベタンスパニエル、チャウチャウ、パグ、狆、キングチャールズスパニエル、ブリュッセルグリフォンなどの鼻ぺチャな犬種も同様です。

 

現在、ANA(全日空)は、夏季期間5月1日〜10月31日の期間は預かりを中止。
JAL(日本航空)では短頭種の犬種の移動のための預かりは中止されていて、飛行機での移動はできません。
以上のようなリスクもフレンチブルドッグのオーナーさんは覚悟が必要です。

 

加えて、肌もデリケートでアレルギー反応を発病する確立も高いです。
更に、膿皮症(のうひしょう)や鼻腔狭窄症(びくうきょうさくしょう)、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)や熱中症が多い犬種です。
食事やストレスにも気を配り、手がかかるのがフレンチブルドッグと、考えて良いでしょう。

 

受精から分娩まで全て人工的に行うことが通常で自然に任せることが難しいです。
出産も帝王切開が当たり前に選ばれます。頭が大きいフレブルは自然分娩は母親の命の危機が伴うのです。
しかし、帝王切開は全身麻酔をかけて行うためリスクはゼロではなく、出産回数も自然分娩する犬種と比較すると半分以下です。
一度に出産できる子犬数も少なく、希少性が高いと言え、出産までの費用は高額になります。
フレブルが高価な金額で販売される大きな理由はここから来ていると考えられます。

 

しかし、フレンチブルドッグを一度パートナーとして過ごすと他犬種は飼えなくなるというオーナーさんの声をよく耳にします。
「人間ぽい」「癒される」「他犬種にない行動」などフレンチブルドッグならではの満足感を感じるオーナーさんが多く、多頭飼いされるオーナーさんが多いのも納得です♪
フレブルの魅力にドハマリしたオーナーさんがいっぱいです!

 

 


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