フレンチブルドッグ いびき
フレンチブルドッグは鼻が潰れているのでもともとイビキをかきやすい犬種です。
短頭種は改良を重ねて鼻を短く上向きにしたため、他の犬種よりも鼻道が曲がり、空気が通り難くなることでイビキをかいているような場合は注意が必要です。
イビキをかく犬は普段から呼吸がしにくいことが多く、熱中症になりやすいので暑い時期はエアコンをつける、散歩は暑い時間帯を避け、過度な運動を控える、など気をつけてあげる必要があります。
きちんと暑さ対策などを行い負担を軽減しましょう。
いびきがうるさい場合や、苦しそうにしている時は病気の可能性があります。
いびきの原因となる病気をいくつか挙げます。
軟口蓋過長症
人間で言う処の「ノドチンコ」が長すぎることで気道を塞いでしまい、呼吸がしにくくなる病気です。
生まれつきの場合がほとんどで、酷い場合は外科的手術が必要になります。
鼻腔協査証
鼻の穴が様いことにより、呼吸がしにくくなる病気です。
生まれつきの場合が多いようですが、成長過程で異なります。
酷い場合レーザー手術などの鼻の穴を広げる必要があるようです。
気管虚脱
呼吸をするのに必要な器官が、老化や肥満などで扁平な状態に変形し、呼吸がしにくくなる病気です。
5歳以上のフレンチブルドッグに発症しやすく、肥満になると症状が悪化するので、肥満には十分注意してあげましょう。
いびきが余りに大きい場合や苦しそうな場合は獣医師に診てもらいましょう。
肥満もいびきの原因となるので、体重管理をしっかりとしてあげましょう。
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